1. タイヤ、チューブ等の選定

  • 自動車製作者が指定した標準タイヤ又はオプションタイヤの使用を基本とし、その他のタイヤを選定される時はタイヤ販売店等にご相談ください。
  • 全車輪とも、同一のサイズ、種類、構造、タイプ※のタイヤを使用してください。
    但し、自動車製作者又はタイヤ製作者による個別の指示がある場合はその指示に従ってください。
    ※タイプとは夏用タイヤ、冬用タイヤ等をいう。
  • チューブ、フラップは、タイヤサイズと同一サイズ表示のあるもので、バルブは車両及びホイールに適合するものを使用してください。
  • 新品のチューブタイプのタイヤには、新品のチューブ、フラップを使用してください。
  • ホイールの選定はタイヤ販売店等に相談しタイヤサイズ及び車両に適合したホイールを使用してください。

警告

  • サイズ、種類、構造、タイプの異なるタイヤを同一車軸に使用すると、タイヤ性能が異なるため、事故に繋がるおそれがあるので混用しないでください。
    (応急用タイヤは除きます。)
  • リ・グルーブ、穴あけ等の加工をしたタイヤは、損傷したり、事故に繋がるおそれがあるので、使用しないでください。
    但し、「REGROOVABLE」表示のあるタイヤで、規定された方法で加工されたものは除く。

2. 適正使用と日常点検

  • 自動車製作者の指定空気圧は車両の取扱い説明書、ドア付近等に表示されています。不明の場合はタイヤ販売店等にご相談ください。
  • 特に偏平タイヤの空気圧不足は、見た目にわかりづらい為、必ずエアゲージによる点検をしてください。
  • タイヤに、亀裂がないか又は釘、金属片、ガラス等が刺さっていたり、溝に石その他異物が噛み込んでいないか確認してください。異物を発見した時は、タイヤ販売店等にご相談の上取り除いてください。
  • 高速道路を走行する場合は、タイヤの残り溝深さは次表以上であることを確認してください。
    タイヤの残り溝深さ
  • タイヤは自動車の安全にとって重要な役割を担っています。
    一方、タイヤは様々な材料からできたゴム製品であり、ゴムの特性が経時変化するのに伴い、タイヤの特性も変化します。その特性の変化はそれぞれ環境条件・保管条件及び使用方法(荷重、速度、空気圧)などに左右されますので、点検が必要です。
    従って、お客様による日常点検に加え、使用開始後5年以上経過したタイヤについては、継続使用に適しているかどうか、すみやかにタイヤ販売店等での点検を受けられることをお奨め致します。
    また同時にスペアタイヤについても点検を受けられることをお奨め致します。
    また、外観上使用可能のように見えたとしても(溝深さが法律に規定されている値まですり減っていない場合も)製造後10年(注)経過したタイヤ(含むスペアタイヤ)は新しいタイヤに交換されることをお奨め致します。
    なお、車両メーカーがその車の特性からタイヤの点検や交換時期をオーナーズマニュアル等に記載している場合もありますので、その記載内容についてもご確認ください。
    《注:ここに記載した10年という年数は、あくまで目安であって、そのタイヤの実際の使用期限(すなわち、継続使用に適していないこと、または安全上の問題があるかもしれないことを示す時期)を示すものではありません。
    従って、環境条件・保管条件及び使用方法によって、この年数を経過したタイヤであっても、継続使用に適している場合もあれば、この年数を経過していないタイヤであっても継続使用に適していない場合もあります。
    10年を経過していないタイヤであっても、上記の環境条件等によっては交換する必要がある場合があることにご注意ください。
    また、この10年という年数及びタイヤ販売店等による点検のお奨め時期である使用開始後5年という年数は、いずれも各タイヤメーカー・販売会社・販売店による品質保証期間・期限を示すものでもありません》
    注)上記は乗用車用タイヤ、小形トラック用タイヤに適用。
  • 複輪タイヤの場合は、外径差が次表の許容範囲内であることを確認してください。
    外径差の許容範囲
    (注) 9.00(相当サイズ)以上とはメトリック表示では255以上、8.25(相当サイズ)以下とはメトリック表示では245以下とする。
  • スペアタイヤの空気圧は、定期的(最低1ヶ月に1度)に点検し、自動車製作者が指定した値に調節してお使いください。
  • タイヤの位置交換は、車両の使用条件に合わせて、スペアタイヤも含め適正な方法で定期的におこなってください。
    (但し、Tタイプ応急用タイヤは除く。)
  • タイヤサイド部に回転方向又は取付け方法等の指定があるタイヤは、その指定通りに正しく装着してください。
  • 安全走行を確保するためタイヤ点検時に合わせて、リムバルブも劣化・亀裂が無いことを点検してください。リムバルブに劣化・亀裂がある場合はタイヤ販売店等にご相談ください。また、バルブキャップがついているかどうかも確認してください。
  • ホイールには亀裂、変形等の損傷や著しい腐食がないことを確認してください。
  • 瞬間パンク修理剤又はタイヤつやだし剤等で、タイヤに劣化等有害な影響を及ぼすものは使用しないでください。
  • 応急用タイヤ、パンク応急修理用具で修理したタイヤ及びランフラットタイヤのパンク時の使用に関しては、自動車製作者の指定に従ってください。

危険

  • コードに達している外傷・ゴム割れのあるタイヤは使用しないでください。タイヤ損傷発生に繋がるおそれがあります。修理可能か否かについては、タイヤ販売店等にご相談ください。

警告

  • タイヤの空気圧は、走行前の冷えている時に、エアゲージにより定期的(最低1ヶ月に1度)に点検し、自動車製作者の指定空気圧に調整してください。
  • タイヤの溝深さの使用限度は残り溝1.6mmです。それ以前に新品タイヤと交換してください。
  • 積雪及び凍結路走行の場合は、冬用タイヤの残り溝が新品時の50%以上あることを確認してください。使用限度は接地部に冬用タイヤの摩耗限度を示すプラットホームが露出しているか否かで判断してください。溝深さが50%未満のタイヤは、冬用タイヤとしては使用できません。
  • タイヤ損傷に繋がるおそれがあるので、車両に指定された積載量、定員を超えて使用しないでください。

3. 運転時の遵守事項

  • 新品タイヤの装着時にはタイヤが慣れるまで、慣らし走行をおこなってください。
    (乗用車:80km/h以下で100km以上、小型トラック:60km/h以下で200km以上)
  • 走行中は、常に走行速度に応じた車間距離を確保してください。特に湿潤路、積雪路及び凍結路走行時は充分な車間距離を確保してください。
  • タイヤのタイプやサイズを変更した場合は、タイヤの運動特性が変化するので、慣れるまでは走行速度等に注意して運転してください。
  • タイヤの制動性能は、車両の走行速度、路面状況、タイヤ溝の摩耗量及びタイプ(夏用タイヤ、冬用タイヤ等)により異なります。
    冬用タイヤは積雪路及び凍結路面性能を重視しています。特に、乾燥路及び湿潤路で使用する場合は、実際の交通(速度)規制に従い、走行速度に注意し、急発進、急制動、急旋回を避け、安全運転に心がけてください。

警告

  • タイヤを傷つけるおそれがあるので、道路の縁石等にタイヤの側面を接触させたり、道路上の凹みや突起物乗り越しなどは避けてください。
  • 急発進、急加速、急旋回及び急停止は危険ですので避けてください。
    特に、湿潤路、積雪路及び凍結路は滑りやすく、事故に繋がるおそれがあるため、急カーブでは減速するなど、道路状況に応じた適切な運転をしてください。
  • 走行中に車両が操縦不安定になったり、異常な音及び振動を感じたときは、すみやかに安全な場所に停車して、車両及びタイヤを点検してください。タイヤに変形等異常がないか確認してください。
    また、外観上、異常がなくても、できる限り低速で移動し、タイヤ販売店等へ点検を依頼してください。

4. タイヤチェーン

  • タイヤチェーンは、タイヤサイズに適合するサイズのものを駆動輪又は自動車製作者が指定する位置のタイヤに装着してください。
  • タイヤにチェーンを装着して積雪又は凍結していない道路を走行すると、タイヤ、タイヤチェーン及び車両を損傷したり、スリップするおそれがあるので、避けてください。
  • タイヤチェーンを装着した場合は、次表の速度で走行してください。
    タイヤチェーン

5. リム組み時の注意事項

  • ビードシーティング圧以内の空気を注入し、タイヤの両側のビードがリムのシート部に周上均等にのっていることを確認した後、使用空気圧に充てん又は調整してください。
    (均等にのっていない場合は一旦空気を抜き、タイヤをリムから外してタイヤ、リム等に異常が無い事を確認し、ビード及びリムに潤滑剤を再度塗布する)

警告

  • エアコンプレッサーの調節弁は、タイヤ破裂の危険があるので、タイヤの使用空気圧に応じ、次表により正しく調整してください。
    エアコンプレッサー調節弁の最高調整空気圧
  • 自動車用タイヤの組立て時のビードシーティング圧は、300kPa(3.0kgf/c㎡)とし、これを超える圧は注入しないでください。
    ビードシーティングとは、タイヤ組立て時に、タイヤの両側のビードがリムのビードシート部に周上均等にのった状態(ハンプ付リムは、ビードがハンプを越えた状態)をいいます。
    Tタイプ・折りたたみ式応急用タイヤ、ランフラットタイヤ、その他製造業者の指定がある場合は、それに従ってください。
  • 空気を充てん後、バルブキャップを取りつける前に、バルブコアからの空気漏れ、リム部やバルブまわりからの空気漏れがないことを確認した後、必ずバルブキャップを装着し、しっかり締め付けてください。

危険

  • 破裂の危険を避けるため、タイヤを安全囲いの中に入れる等、安全措置を講じた上、空気を充てんしてください。
  • 空気充てん時又は充てん後タイヤサイドウォール部からの異音が聞こえたら、ただちに作業を中止し、避難すること。

6. タイヤの保管

  • タイヤ、チューブは、直射日光、雨及び水、油類、ストーブ類の熱源及び電気火花の出る装置に近い場所などを避けて保管してください。

7. 一般知識

  • タイヤの呼び
    「タイヤの断面幅、偏平率、構造、リム径、ロードインデックス、速度記号(含む、数字又は記号の意味)」
一般知識
  • 製造年週
    2000年以降の製造番号では、下4桁(例1213)の数字で製造年週を示しています。最初の数字12は週(12週目)を、最後の数字13は年(2013年)を示します。
    1999年以前の製造番号では、下3桁(例159)の数字で製造年週を示しています。最初の数字15は週(15週目)を、最後の数字9は年(1999年)を示します。

8. 速度記号の見方

速度記号の見方

9. ロードインデックス(荷重指数)の見方 LI:ロードインデックス

ロードインデックス(荷重指数)の見方

10. タイヤの苦情検査

  • 検査のお申し出は、ご購入された販売店にお申し付けください。
  • サイト掲載のタイヤ、国産車及び正規輸入車に標準装着されたタイヤ、弊社にて輸入された製品以外のPL苦情は補償致しません。

11. その他

  • 使用済みタイヤを処理するためには費用がかかっております。
  • 当サイトに記載されている構造、仕様などは予告なく変更する場合があります。
  • ブレーキテスター使用上の注意!
    ブレーキテスターで制動力のチェック中にタイヤがロックした場合、タイヤトレッド部のゴム欠け等の損傷に至る場合が有ります。
    タイヤの損傷リスクを軽減するために、タイヤがロックした時はできるだけ早くロックを解除してください。
  • パンク修理について
    クギなどによる貫通傷(直径6mm以下)の修理は、タイヤトレッド部のみ修理が可能です。ショルダー部およびサイドウォール部で発生した場合、パンク修理はできません。
    またミシュランではタイヤ内面から軸付パッチでの修理を推奨しています。

タイヤの空気圧不足は危険です!

タイヤは、適正な空気圧(自動車メーカー指定空気圧)が保たれている状態で初めて、充分な性能を発揮します。
正しい空気圧管理は安全走行の基本です。
◎ご存知ですか?空気圧は自然に低下します。
空気圧が低下すると、タイヤが偏って摩耗するばかりか、損傷を起こしやすくなり、思わぬ事故の原因に繋がります。

【空気圧不足によるタイヤの損傷】

空気圧が不足するとタイヤの負荷能力が低下します。また、タイヤの動きが大きくなるために異常発熱し、コードやゴムが劣化して、次のような損傷や現象を起こしやすくなります。

  • 1.異常摩耗(片側や両肩部が摩耗しやすい)
  • 2.はく離(セパレーション)やコード切れ

【空気圧の点検・調整】

タイヤの空気圧を確認するときは、タイヤ販売店にて、エアゲージによる点検・調整をおこなってください。

  • 1 空気圧は、走行前のタイヤが冷えているときに、自動車メーカーの指定する空気圧に調整してください。
  • 2 走行中は、タイヤの発熱により空気圧が高くなりますが、高くなった分は絶対に抜かないでください。タイヤが冷えると空気圧は元に戻ります。
  • 3 空気圧点検後は、バルブからの空気漏れを防ぐため、バルブ口に石鹸水などをつけて空気が漏れていないことを確認の上、必ずバルブキャップをつけてください。
  • 4 特に、偏平タイヤの空気圧不足は、見た目には分かりづらいため、必ずエアゲージで点検してください。

【EXTRA LOAD/REINFORCED規格について】

空気圧及び負荷能力をスタンダード規格の同一タイヤサイズよりも高く設定したタイヤ規格のことです。この規格のタイヤサイズはスタンダード規格の同一サイズに比べ、ロードインデックスが高くなります。なお、同一ロードインデックスの場合でも、その負荷能力を維持するためにはスタンダードロードに比べ高い空気圧が必要となります。