前戦の日本GPから1週間のインターバルも置くことなく開催されたMotoGP第16戦オーストラリアGPは、そのトップの座をめぐる争いがレース序盤から終盤に至るまで絶えず4〜5名以上のライダーたちによって激しく繰り広げられ、結果的に5名ものライダーが代わる代わる首位に立つ激戦となりました。その中で、それまで温存してきたミシュランタイヤのパフォーマンスを絞り出すようにして最後の5周で限界ギリギリのライディングを見せたホンダのマルク・マルケスがライバルたちを突き放して優勝。チャンピオン争いにおける彼の最大のライバルであるドゥカティのアンドレア・ドビツィオーゾが今回13位に終わったことにより、残り2戦となった段階でマルケスはライダー選手権のリードを33ポイントへと大きく広げました。
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